受験対策と試験の合格!TOP > 頭を鍛える方法とは?〜これで頭が良くなる! > 左脳の働きと役割とは?〜右脳と連動させて鍛えることがコツ

左脳の働きに着目しよう!

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受験対策や効果的な勉強法というと、どうしても右脳ばかりに注目しがちです。右脳勉強法とか、よく聞きますよね。

しかし、それは本末転倒です。左脳の働きを知れば、いかに左脳というものが受験勉強や資格試験において重要な位置を占めるかが分かります。そうなれば左脳を鍛えることの大切さを再認識することでしょう。

大脳は中央にある大脳縦裂という部分で、左右にわかれています。右脳は創造性や直観、イメージにかかわり、芸術脳といわれています。いっぽう左脳は計算や言語、論理的思考などを司っている脳。言語に関係していることは左脳、言語を使わない領域が右脳ということですね。

受験対策では、左脳の働きが大前提となります。というか、ふつうに学習していれば、しぜんと左脳が優先的に使われます。テキストや教科書、参考書、過去問・・・すべて文字で書かれていますよね?ですから、左脳主体となるのです。

すると、こういった反論をするかたがいるかもしれませんね。
「歴史の教科書や現代文のテキストには、昔の写真やイラストが載っているじゃないか。写真を見るというのは、言葉が介在していないから右脳的勉強方法ではないのか?」と。

たしかに写真を見て鑑賞することは、言語がかかわらないので右脳の担当です。しかし、たとえば歴史の教科書に、まったく文字が掲載されずに、歴史的な写真やイラストだけだったらどうでしょうか?その写真などから伝わってくるメッセージは、非常に限られてしまうのではないでしょうか?

たとえば戦国時代の合戦の絵巻物が、日本史の教科書に掲載されていたとします。
文章が掲載されていなくても、「ああ、合戦の絵巻物だな」ということは分かります。
しかし、いつの時代の、どのような合戦なのか?それによって、誰が勝って誰が負けたのか?という情報は、「初めて学ぶ人」にとっては、まったくわからないことでしょう。

そこで文字の登場です。たとえば写真のキャプションとして、すぐ下にでも簡単な文章が書かれていれば、より明確で詳細なイメージが伝わってくるのではないでしょうか。

そうです。「言葉」がなければイメージの伝達にも限界があるわけです。反対に文章べったりの本でも、イメージが伝わりにくくなります。このように左脳の働きと右脳とは、密接に関連しあっており、お互いに補足しあう関係にあります。

なので、右脳だけを使うとか、左脳だけを重点的に使用するという芸当は、人間にはできません。脳の中央は脳梁という部分でつながっていて、つねに連携しあっているのです。


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それでは受験対策のノウハウなどで、右脳勉強法が注目されるのはなぜでしょうか?
それはイメージを使ったほうが記憶に定着しやすいし、脳内で整理されやすいからです。

小学生など、子供のころは右脳が優位なので、丸暗記が得意です。
それほど繰り返さなくても覚えてしまったりします。漢字は、一度覚えてしまえば忘れないものです。(もちろん書き取りを繰り返すことによって、手続き記憶になっている部分もありますが・・・)

中学生くらいまでは丸暗記が通用しますが、高校生以上になると左脳が優位になってきます。つまり言語をつかった論理的思考が得意になるのです。子供はおもちゃを見て、それを素直に喜び、楽しそうに遊びます。しかし大人は、その対象に「なぜ?」とか説明を求めます。

高1以上は左脳が優勢になるのですから、右脳主体で行こうとすると学校の成績や偏差値が低下したり、模試の判定結果がC、D、E判定ということに。

ここに試験勉強の落とし穴があります。
巷では「右脳勉強法」なるものがもてはやされる余り、「そうか、右脳のほうが大事なんだな」といって写真やイラストばかり観ていてはいけないのです。勉強というものは、あくまでも「言語が入り口」です。とくに高校生以上は。

先ほど例として挙げたように、写真にちょっとした言葉を添えるだけで、その意味するところが違ってきます。どのような文章が書いてあるかによって、受ける印象、イメージが違ってくるわけです。それほど言語、つまり左脳の働きはイメージ、つまり右脳の働きに影響を与えます。

 


正しい受験勉強法とは、まずは左脳から入ることに尽きます。
つまり文章を、その意味するところを考えながら、丹念に何度も読んでいく。もし右脳主体で文章を読むとすると、意味を考えずに「写真記憶」のように、ただ文章を「暗唱」しようとしてしまいます。しかし、それでは、いくら口をついて出てきたとしても、まったく使えない知識が増えるだけです。

はじめは左脳の働きを活性化して、文章から学んでいきますが、それを階層構造に整理することによって、学んだことがイメージ化します。このときに右脳の力を借りることになります。勉強したことを、フローとしてノートにまとめたり、マインドマップなどによって図示することで右脳の助けを借りるのです。

また教科書でも、文字べったりよりは、適度に写真やイラストが入っていたほうが理解が助けられます。これも左脳的勉強法を、右脳が補佐しているわけです。

右脳勉強法といった場合の正しい意味は、「いきなり」右脳から入りましょうということではありません。左脳から入って、行き詰ったら右脳に応援してもらいましょう、ということなのです。

ふつうに文字を読んでいても、右脳が活性化している人は、読みながら強烈にイメージすることができます。これは、小説を読んでいるときなどに顕著になります。文字から想像する必要があるからです。

右脳が活性化している人は、小説以外の、無味乾燥な教科書などの学術書を読んでいるときにも、上手に脳内でイメージ化ができます。つまり左脳主体で行きつつも、右脳が補佐してくれるのです。

受験勉強においては、右脳主導で行こうとすると失敗します。
そうではなく、あくまで入り口は左脳です。勉強は言語と無縁ではいられないからです。でも、左脳だけを鍛えてもイメージ力が乏しければ行き詰る。だから右脳なのです。学習において右脳は、あくまで「左脳の応援隊」ということです。

もちろん、これは勉強時間中のことであって、休憩時間はクラシック音楽を聴いたり楽器を演奏してみたり、絵画を鑑賞したり描いてみたりして、大いに右脳を活性化すべきでしょう。そうすることでストレスの解消にもなり、イメージ力のアップにもつながります。

 


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【補足】よく左脳人間とか右脳人間とか言われますが、見分け方、チェック法ってあるのでしょうか?まず左脳派とか右脳派といった立て分けは、明確にはできません。文中でも述べているように、どちからいっぽうだけということはあり得ないからです。さて診断法です。左脳の働きが強い人は、夢をあまり見ないといわれています。本当は見ているのですが、記憶に残らないと思われます。いっぽうで右脳が優位なタイプは、夢をよく見ると人といわれています。あと左脳派は考え事をするときに目が右の方を見ます。右脳派は反対です。その人に質問を投げかけてみて、目がどちらに動くか観察することで分かります。
右脳と左脳といっても、大事なのは前頭葉です。とくに後半の運動野以外の部分である前頭連合野です。ここの右半分と左半分が思考の中心になります。左脳の論理的思考は、前頭葉の左側が担当しているわけですね。
しょせんは左脳の働き、右脳の役割といっても、バランスが大切です。筋力トレーニングと同じように、分解してトレーニングしたほうが、それぞれを活性化できることも事実です。しかし両方を一緒に脳トレしてしまうやり方もあります。たとえば運動がそれです。有酸素運動をすることによって、前頭葉の左右とも活性化するそうです。ジョギングやウォーキングですね。ここにはワーキングメモリという、短期記憶をつかさどっている部位があります。そのほか料理や会話なども、左右の前頭葉を鍛えるそうです。
日ごろから東大・京大・慶大などの一流大学を目指して受験勉強をしている人は、長時間、文章に接しているので左脳は鍛えることができていると思います。なので、あとは休憩時間などを利用して右脳を鍛えたらどうでしょうか?これは弁護士や司法書士、一級建築士、行政書士、弁理士、不動産鑑定士、地方・国家公務員試験、医師、看護師、薬剤師などを目指している人でもいっしょです。
休憩時間に右脳を使うように心がければ、そこで培ったイメージ力が勉強時間中に発揮できるのではないでしょうか。クラシック音楽やBGMを聴くことで、ストレス解消にもなりますしね。