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受験で緊張するときの対策法

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受験で緊張してしまうというとき、いろいろなシチュエーションがあります。一番の緊張は試験当日でしょう。

そのほか受験日が近づいてくると、毎日が緊張と不安でいっぱいになるものです。考えるだけで腹痛や頭痛がしてくることもあります。また、1年くらいまえであっても中学入試や高校入試、大学センター試験のことを考えると、興奮して眠れなくなることもあったりします。

このように本番の入学試験には緊張がつきものですが、中間・期末試験や模試(模擬試験)も緊張とは無縁ではありません。

受験で緊張しない方法があれば、それが薬であれサプリメントであれ、試したいと思うのが人情でしょう。しかし、緊張することは悪いことばかりではありません。

要は「度が過ぎた緊張」がいなけいのです。
適度な緊張感」は必要なのです。この違いがわかるでしょうか?考えてもみてください。受験当日に完全にリラックスして、まったく緊張感のない状態を。

たしかに受験で緊張しないので、頭が真っ白になるということはないでしょう。しかし、問題用紙を観ても緊迫感がないので、全然先へ進まず、制限時間内に終えることはできないでしょう。ある程度の緊張感は、試験の合格には必須なわけですね。

このことは当然と言えば当然のことですが、受験で緊張しない方法を求めている人は、緊張することがすべていけないものと考えがちです。そうではなく、程度の問題ということです。リラックスしすぎても眠くなってきて、頭が働かなくなるだけです。

ですから、このページでは受験で緊張しない方法を伝授しますが、それはまったく消してしまうという意味ではなく、適度なレベルまで緊張感を下げる方法という意味になります。

 


人間というものは、過度に緊張してしまうと大脳辺縁系の扁桃体→間脳の視床下部→全身というルートで交感神経が優位になり、心臓がばくばく、血圧も上昇、喉や口の中もカラカラという状態になります。

そのほか副腎皮質ホルモンであるコルチゾールも腹部から分泌され、全身をまわります。それは脳へとフィードバックされ、海馬が打撃を受ける結果になります。海馬は記憶力を担当している部位ですから、ここの機能が低下すると頭が働かなくなるのは明白です。

以上のことは、すべて最終的に前頭連合野に行き着くことになり、前頭葉の働きを低下させます。受験で緊張しすぎると、頭が真っ白になるのは前頭葉のワーキングメモリが緊張感で完全に支配されてしまうからです。

いったんこうなると、脳内にある知識も勉強してきたことも思い出せないという悲惨なことにもなりかねません。やってきたことを100%発揮するためには、リラックスして適度な緊張感のレベルを維持する必要があります。そうなると前頭葉にあるワーキングメモリに空きスペースが出来て、試験問題を冷静に考える余裕ができることになります。

 


さて具体的な解説ですが、受験で緊張しないためには、2通りの方法があります。
一つは日ごろからの心がけ。もう一つは試験当日の対策方法です。

日ごろから計画を練って、しっかりと努力してきた人は、”あとは本番で力を出し切るだけだ ”という心境になるものです。これはスポーツや格闘技でもいえるのではないでしょうか。もし努力が不十分だと、試験日に不要な緊張がわいてくることになります。

また日ごろから過去問を研究したり、模試に挑戦してきた人は場馴れしています。
そうすると本番の択一式試験や論文試験などでも、それほど緊張せずに臨めるようになります。反対に、代々木ゼミナールや東進ハイスクール、駿台予備校、河合塾などの進学予備校や学習塾に属さず、独学で一人机にむかって勉強するだけだった人は、試験当日になって、かなり緊張するのではないでしょうか。

空手の有段者でも、道場では強いのに試合では力を発揮できない人がいるものです。実力の発揮を阻んでいるものは、場数が少ないからであり、過激な緊張感が邪魔をしているのです。

 


さて、日ごろから最大限の努力と場馴れをしていれば、あとは試験当日に受験で緊張しない方法を実践するだけです。

緊張感を和らげる方法としては、深呼吸が有効です。
これは試験前でも、試験中でも、いつでもどこでもすぐに出来るところがメリットです。

鼻から大きく胸いっぱいに息を吸って、胸をふくらませ、口をすぼめながら周囲に聞こえないような音でふーっと息を吐きます。これを数回繰り返すだけです。このときの注意点としては、姿勢をよくして胸を張ることです。猫背であっては、胸郭に取り込める酸素量にも限界が出来てしまいます。

よく腹式呼吸法とか逆腹式呼吸法などがありますが、けっこうややこしいものです。そんなことをするよりも、その場ですぐにできる深呼吸のほうがいいのではないでしょうか。気分転換やストレス解消効果も抜群です。

大学受験を控え親も緊張や不安でいっぱいでしょうが、あまりに親御さんが緊張すると、それが子供に伝染します。なので周囲の人は、いたずらに不安を表情に出さず、温かい目で見守ってあげましょう。

以上のように受験で緊張しない方法は、普段から行うべきものと、試験本番で有効な方法の2種類があります。どちらが欠けても第一志望校の合格に結びつきづらくなります。

これは高校受験や大学受験だけにかぎりません。
英検やTOEIC、TOEFL、各種難関国家試験、不動産鑑定士、司法試験のある弁護士、行政書士、司法書士、一級建築士、医師、看護師、薬剤師、ファイナンシャルプランナーなどなど、あらゆる資格試験の緊張対策として役立つはずです。

 


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【補足】「テストの花道」という番組でやっていましたが、顔の緊張を解くと効果的なようです。顔は脳から特に近いため、この部分の緊張感を和らげることが脳の緊張を解くことにつながるのかもしれません。しょせんは肩や首などが緊張しているようであっても、大元は脳が緊張しているからです。もちろん肩や首すじが凝り固まっていると血行不良を起こして、それが脳の緊張へとつながる場合があるので、試験前はストレッチなどで体をほぐしておくことも有効だと思います。
さて「テストの花道」で紹介されていたリラックス法は、筋弛緩法というものです。8秒間上を見て静止したら緩める。口を8秒間尖らせたら緩める。舌を思い切りだしたら緩める。このように8秒間あえて力んで、そのあとストンと力を抜くことで、リラックスしやすくなるそうです。リラックスするために、あえて力んでみる。発想の転換ですね。